1959年、京都市出身。京都学園大学経済学部在学中に知人の紹介で装飾会社でのアルバイトを始める。大学卒業後そのまま就職し、百貨店や会議場の装飾を担当。96年に(株)アコースト・コーポレーションの設立に携わり、現在は取締役事業部長として活躍中。
「ゼロの状態の展示場で、描いた図面通りに学会や展示会のブースを限られた時間で作り、そして会が終わればばらしていく・・皆で力を合わせて取り組むものづくりの後の達成感が仕事の一番の魅力です」と、吉田さん。互いに協力しながらひとつの空間を作りあげていく喜びを感じるようになったキッカケは、学生時代にさかのぼります。
吉田さんが中学3年生の時、先輩の誘いで京都市少年補導委員会のクリスマス会に参加しました。その時の楽しい経験が印象に残っていたため、高校生になってから吉田さん自身も少年補導委員会の学生部としてボランティアに参加。少年補導委員会の一番大きなイベントは、夏に地域の子どもたちとキャンプをして、ともに野外生活しながらさまざまな技術や知恵を指導するというものでした。「初めてのキャンプは想像以上に大変でした。子どもの世話に追われて自分自身が楽しむ余裕はまったくありませんし、雨に降られるし、正直、すごく辛かったんです。でも、子どもたちが眠ってから先輩と一緒に徹夜で語り合ったことがすごく楽しくて、それからすっかりキャンプにハマってしまいました」。やがて、吉田さんはキャンプ指導員の資格を取り、大学を卒業するまで少年補導委員会のボランティアを続けました。「今はもうキャンプをすることはなくなりました。私の子どもも大きくなりましたし、また、もし参加しても後輩に口を出したくなってしまうかもしれませんので(笑)。」最近の日課は健康のために毎日自転車で近所を10km走ること。出勤前に緑の多い場所を走ることがとても気持ちよいのだそうです。キャンプを通して身につけた「チームワークで何かを達成する」「自然に親しむ」という精神は、今も吉田さんの心の中にしっかりと息づいています。 |
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