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HOP STEP JOB
「ものづくり」の楽しさが仕事や職場のいたるところに存在する。
株式会社 スマートテクノロジーズ(4号館)
社内ネットワークシステムを統括するパッチパネル、見たことありますか?
表ならまだしも、裏になるとスパゲティのように配線がめぐらされています。
株式会社スマートテクノロジーズはそんな通信システムのインフラを手がける「ネットワークインストーラー」。
わずか10名の会社ですが、パッチパネルの美しさにまでこだわった仕事で、
大手企業や教育機関、病院などから絶大な信頼を得ています。


■それはひとりの男から始まった。
 「いつもはスタジャンで仕事してるんですよ」と言いながらスーツ姿で現れた株式会社スマートテクノロジーズの代表取締役・織田明俊さん。現在もネットワーク設備の施工の現場にたびたび足を運び、エンジニアとして第一線で活躍しています。
 そんな織田さんは大学卒業後、人材派遣会社に勤務していました。「会社で給与システムを導入することになって、突然、『SEをやって』と言われたんです。システム開発のことなんかまったくわからなかったから、あわてて勉強を始めたんです。そして、汎用機を買って、自分なりに試行錯誤しながら配線をしたり、プログラミングをしたりと、ぜんぶ独学なんですよ。だから、この世界に入ったのは、希望というよりは、『なりゆき』ですね(笑)」。もともとひとりで何かをつくったりすることが好きだった織田さんは、システム開発のハウツー本などと格闘しながらメキメキと技術を身に付けていきました。
  織田さんは2年間SEとして活躍。阪神淡路大震災の復興事業の影響もあって、この間はほとんど休みが取れなかったそうです。そしてようやく一連の仕事が一段落。あとはメンテナンスを続けるぐらいという段階になり、頭をよぎったのは、大変だったもののやりがいのあった導入初期の作業。「もっと情報システムのインフラにたずさわりたい」という思いから、織田さんは独立することとなりました。1997年のことです。


■「ひとり」から「企業」へ
 独立、といってもオフィスを開いたのではなく、自宅での開業。配線などの実作業は現地で、プログラミングは自宅のパソコンで行うことにしました。とはいってもこれまで自社のシステム開発を手がけただけで、外部とのコネやツテは皆無。しかし、当時、インターネットが一般にも普及しはじめ、さらには大手企業や学校、病院ではイントラネットなどの内部ネットワーク導入が急速に進んだ時代でもあります。そんな時代の後押しに加えて、以前勤めていた会社からの紹介で、世界的に有名なITサービス会社や製薬会社の仕事を手がけることになりました。「電話の回線工事も通信インフラに含まれるのですが、なぜか情報システム工事の料金の方が高かった。しかも、ルータやスイッチなどの機器を販売した後は、配線作業や保守など、さまざまな業務が発生してくる。そのおかげで仕事にも広がりができてきました」と、織田さん。やがて仕事の実績が実績を呼ぶ形で仕事を依頼するクライアントは増え続け、ひとりではとてもすべてをこなせない状況になりました。その頃は知人にヘルプを頼んだりしていましたが、それだけでは将来につながるものがありません。「これまで自分がやってきたように積極的に自分のスキルを向上させ、責任を持って楽しく仕事をできる人材が必要だ」…そう考えた織田さんは2000年に株式会社スマートテクノロジーズを設立。次のステップへの地盤固めにも取り組みはじめました。


■自ら進んで新しいことに取り組むことができる人材、求む。
 手に職を持つ人が転職を考える場合、大手を優先で考えることが多いようです。そのため、中小企業では人材の確保、特に技術系の人材の確保は難しいと言われています。しかし、織田さんはそんな不利をまったく気にしていませんでした。「自分も何も知らないところからこの仕事を始めたし、誰にも仕事を教えてもらったわけではないんですから、まったく違う畑から来る人で充分です。こちらが自主的にスキルを身に付けられる環境を用意すればまったく問題ない。ハウツー本や理論書が必要なら、それを買う援助をしたりして。大切なのはその人の意欲をくみ取り、スキルを伸ばす手伝いをすることなんです。その証拠にウチの社員は全員ゼロからスタートしたんですよ。中には『Webシステムをやりたい』という社員もいて、自分でその知識と技術を身に付けていった。そのおかげでウチは通信インフラに付随して生じるWeb開発という新たな事業を展開できるというメリットもあるんですよ」。現在、株式会社スマートテクノロジーズはネットワーク部隊とWeb部隊、そして事務スタッフで構成されています。施工は契約スタッフを確保し、スタジャン姿の織田さんとともにワンボックスカーで現場へ向かっています。


■「ものづくり」の楽しさは決して忘れない。
 「仕事をしていて一番嬉しい時はどんな時ですか?」という率直な質問を織田さんに投げかけてみました。すると「施工してうまくいった時ですね。特にコールセンターやデータセンターの複雑な設備がうまくいった時。ネットワーク機器のカタログに掲載されている写真のようなきれいなパッチパネルをつくれる業者はなかなかないですからね」と、即答が。逆に「難しいところは?」という問いかけに対しては「システムを提案する時に、イメージを伝えることですね。ですからシステムのフローを見せるだけでなく、パッチパネルの完成予想図も画像で見せるようにしているんです」もちろん、完成予想図の作成も織田さんが自ら手がけています。
  「ものをつくったり、絵を描いたりするのはずっと好きだったんです」。オフィスを見渡すと、打ち合わせに使っていたであろうホワイトボードには織田さんご自身の似顔絵やキャラクターになったルータなどユニークなタッチのイラストが。壁のいたるところにもイラストが貼り出されていて、それらはすべて織田さん作。学校の教室の黒板に描かれた落書きの様でありながら不思議に心和む楽しい画風は織田さんのお人柄と社風そのものです。
  そんな織田さんの今後のビジョンとは? 「これからの時代、通信インフラに関しては根底から基盤が覆されるような変化はないでしょう。通信インフラを手がける会社として通信システムの保守サービス強化をはかるのはもちろんですが、そんなサービスだけではなく、通信に関わる製品をつくりたいですね。ハードもソフトも。僕ですか? 経営よりは現場が好きですから(笑)。ぜひソフト開発をしたいですね。いろんな企業が欲しがるようなプロトタイプをつくりたいです」。
  織田さんが独立してからの10年間を支えてきたのは、ものづくりへの情熱と、仕事の中に楽しみを見いだす感性、そしてそれに共感して集まったスタッフたち。株式会社スマートテクノロジーズのこれからに、大きな期待が寄せられています。




■Company Profile
■株式会社スマートテクノロジーズ
業種: IT(通信インフラ)
代表者: 代表取締役 織田(おりた) 明俊
電話: 075-315-9173
FAX: 075-325-4161
所在地: 京都市下京区中堂寺粟田町93番地 京都リサーチパーク4号館5F
ホームページ: http://www.smarttech.co.jp/
メールアドレス:info@smarttech.co.jp
設立: 2000年8月
従業員数: 10名
事業内容: ■ネットワークセキュリティシステムの構築、管理及びコンサルテーション
■オープンシステムに関する調査及びコンサルテーション
■オープンシステム環境及びネットワーク環境の構築、管理、インテグレーション
■インターネットシステム環境の構築、管理及びコンサルテーション
■情報配線システム及び電気工事の施工・管理
■ホームページ作成





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京都リサーチパーク(株) 営業開発部
TEL:075-315-8342 Fax:075-322-5348
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