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HOP STEP JOB
商品の提案から品質管理、通関、物流までを一貫し、付加価値ある貿易物流を実現。
株式会社ミサインターナショナルインコーポレィテッド(1号館)
船による輸送や通関、配送など、これまでバラバラに行われていた貿易業務。
これを一本化することでさまざまな付加価値の可能性が生まれました。
株式会社ミサインターナショナルインコーポレィテッドは商品の開発から
アフターフォローまで、貿易に関わる業務をトータルに受託し、その業績を伸ばしています。


■KRP内で通関が行われている
「『通関は税関で』というのが当たり前のように思われているのですが、一般でも通関は行えるんです。だからKRPでやっちゃえ、って思ったんですよ」と株式会社ミサインターナショナルインコーポレィテッド(以下MISA)の代表取締役・泉祐子さん。泉さんは、アメリカの船舶会社のターミナルで勤務した後、フリーランスで許認可や著作権管理などの仕事を手がけていました。その際、食品関係の許認可や手続きで多くの企業が頭を悩ませていることを知りました。そして大手食品メーカーが海外に工場をつくる際、泉さんは貿易業務のアウトソーシングを行うMISAを設立したのです。


■顧客に合わせたソリューションを提案
通常、輸出入業務を委託する場合、貨物船の手配、通関、物流、在庫管理、国内配送など、それぞれ別の業者に委託する事が多いものです。しかしその場合、各業者間の連携、コスト調整などにおいてさまざまな問題が発生するかもしれません。MISAの大きな特長は貿易から通関、物流、在庫管理までを一貫して行う物流アウトソーシング。必要とあれば検疫や商品開発も手がけています。最近では「こういう商品が欲しい」という漠然としたニーズに対して、最適な商品を提案し、輸入する商品も増えてきたそうです。例えば缶詰めのミートソースは、肉の含有率によって輸入関税は大きく異なります。MISAは取引先にいくつかのサンプルを試食してもらい、売りたい値段と品質に見合った商品を手配。また、木材も皮を剥いだものか皮付のものかでかかる関税や検査料に差があり、そのあたりの違いをしっかり提案できることで、取引先から信頼を得ています。「細かいことになると、賞味期限の表記方法は『年・月・日』の順番でないと、日本国内に輸入することができません。国内に輸入する時はメーカーにラベルを日本式に替えてもらうなど、貿易や関税に関する知識だけでなく、現物確認、事前調査も絶対におろそかにはできません」と泉さん。そして今年からはOEM商品としてスリランカの紅茶を開発。世界的メーカーにも供給されているハイクオリティな茶葉を使った紅茶がオリジナルブランドで販売されることになりました。


■「安全」「健康」をテーマにした食品の輸入
輸入商品の中で、品質管理のデリケートさや、安全性の確認などの手続きの難しさで輸入業者でさえ敬遠することもある食品。しかし、MISAはあえてこの食品の開発と輸入に力を入れています。MISAが提案する食品のテーマは「安全」「健康」。イタリアで小麦から厳選して生産しているオリジナルのパスタは品質が良いにもかかわらず、国内で一般に販売されているパスタの約半額で販売でき、国内のスーパーで好評を得ています。また、アルゼンチンではコーン油、ヒマワリ油など、風味や香りを日本人の好みに合わせてブレンドした食用油を開発。これには何度も配合を変えるという試行錯誤が繰り返されました。一方、食品の安全を考える際、物流もおろそかにすることはできません。例えばMISAでは冷凍食品の輸入には細心の品質管理がなされています。「日本ではパッケージが濡れてしまった冷凍食品は消費者に受け入れられません。時には配送などの間にできた水滴が原因で、揚げた時に油がはねて消費者が危険にさらされるケースもあります。ですから当社ではコンテナヒストリーといって、コンテナに積まれていた時間と温度の記録を必ずモニタリングするようにしています。さらには商品を積みこむ時間は1時間50分を目標としたり、商品は15センチ空けて積み込むなど、温度が均等に保たれるように工夫しているんですよ」。また、MISAは「在庫はしない」とのこと。これによって倉庫を確保しない分、コストダウンをはかることができるという意味もありますが、「食品をより鮮度の高い状態で流通させる」という大きな目的があります。
そのために同じニーズを持つ数社での共同購入を提案することもしばしば。さらには商品が入港するまでに事前申請によって通関し、入港と同時に物流ルートに乗せられるようになっています。船の接岸状況の確認やコンテナヒストリーの管理、入出庫管理、在庫管理、品質保持期限管理など、さまざまな手配業務や管理業務がKRPで行われているのです。「単に商品を輸入して受け渡すだけでなく、提案に始まり、納入後のフォローまで対応できるのがMISAです。仮に納入後にクレームがあったとしても、オフィスで商品の流れすべてを管理しているので、入荷日やロットナンバーから商品の流れをさかのぼって、的確な対応ができるのです」。そしてこのほど食品販売専門の新会社「株式会社ミサインターナショナルフーズサービス」を設立。販売をより強化し、MISAの強みである食品部門をこれからも伸ばしていこうとしています。

■ポータルサイト開発に着手し、次のステージへ
「貿易は各種手続きが面倒」「貿易は専門家でしかできない」といったイメージをつくり上げている原因のひとつに、日本の貿易システムのタテ割り構造があります。通関や検疫、国際金融取引など一連の貿易業務の中にも、管轄する省庁が異なるため、一般の人には複雑な印象を与えています。そこで、MISAが現在取り組んでいるのは「誰もが気軽に輸出入を行うことができるシステムづくり」。利用者が極力ストレスを感じずに輸出入ができるポータルサイトの開発に取り組み始めたのです。
開発には京都府や、情報工学を専門分野とし、オンラインショッピングの開発に携わってきた大学の研究室が協力。貿易金融の面など、まだまだクリアしなければならない課題はありますが、セキュリティ性の高い認証システムを導入するなど、誰もが安心して輸出入できるポータルサイトの完成は、確実に近付きつつあります。「何をしたらお客さまのためになるか?」これが常にMISAが考えていることです。自ら専門領域を狭めるのではなく、輸出入の一連の流れの中にさまざまな付加価値をつくり続けるMISAは、日本の貿易ビジネスのスタイルを新たなステージに導こうとしています。




■Company Profile
■株式会社ミサインターナショナルインコーポレィテッド
業種: 貿易/物流
代表者:代表取締役 泉祐子
電話:075-315-9399
FAX:075-315-9398
所在地: 京都市下京区中堂寺南町134番地
京都リサーチパーク1号館 3階
ホームページ:http://www.misajapan.com
メールアドレス:misatrade@misajapan.com
設立: 1991年3月
従業員数: 13名
事業内容: 貿易業務のアウトソーシング
TRADEロジスティクスの実践とコンサルタンツ





KRP PRESSの記事に関するお問合せは
京都リサーチパーク(株) 営業開発部
TEL:075-315-8342 Fax:075-322-5348
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