
小國 勇さん
私たちの社会を取り巻くさまざまな機器に用いられている技術のひとつに「センシング」(センサを用いて様々なことを検知する)という分野があります。産業機器はもちろん、セキュリティ機器や家電の製造から食の安全にいたるまで、いまやセンシングなしでは成り立たないと言っても過言ではありません。
オプテックス・エフエー(株)のあゆみは、赤外線センシング技術をコア技術とするオプテックス(株)の産業用光電センサ部門が分離独立されたことからはじまります。オプテックス(株)は1979年に創業し、防犯・自動ドア・産業機器・計測機器の分野にまたがり高精度の赤外線センサを提供しています。80年に世界初の遠赤外線式自動ドアセンサの開発に成功しており、85年には、生産ラインなどに用いられる産業用光電センサの開発をスタート。当時からオプテックス製品は、小型で高品質、しかも安価であり、自動ドア開閉センサやセキュリティセンサで世界のトップクラスでした。産業用光電センサは製造ラインにおいて、人の目に替わるものとして急速に導入が進み、あらゆる製造現場で、自動化や効率アップ、品質管理に重要な役割を担うものとして、大きな期待が寄せられていました。 そしてこの分野が今後もさらに発展するであろうと予測したオプテックス(株)は産業用光電センサ部門の専門特化を決断し、02年、オプテックス・エフエー(株)が分社化され、05年には上場(大証ヘラクレス 証券コード6661)を果たしました。 |