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現場からお伝えします
京都市のインキュベート施設卒業企業を四者でサポート!
公的インキュベート施設退去企業支援に関する連携協定締結式
 京都市には、全国でもいち早くベンチャー企業育成のための公的インキュベート施設が設けられています。その第1号である「京大桂ベンチャープラザ」は今年で5年目を迎え、今年度初めて卒業企業を輩出する予定です。アーリーステージを終えた企業が次のステージへスムースに移行できるよう、四者が協力して新たにステップアップ支援制度を整えました。このような仕組みは全国初で、京都モデルとして、今後他の地域でも実施検討が進む見込みです。
 この仕組みは、公的インキュベート施設を卒業し,KRP地区への入居を希望する企業の中で、今後の成長が期待できる企業に対して、ステップアップ支援を実施するものです。具体的には、審査会で認定された企業に対し、京都市は最長5年間の賃料等の補助金制度を適用、KRP(株)は同率の賃料軽減を行います。また、支援ソフトについては、中小企業基盤整備機構が各種支援制度を活用します。金融面では、日本政策金融公庫が移転等の一時的な資金需要やその他融資のサポートを行います。これにより、アーリーステージからミドルステージへ、ミドルからレーターステージへと最長10年の隙間のない支援体制が整いました。
 公的インキュベート施設退去企業支援に関する連携協定締結式は2009年4月23日(木)、KRP東地区1号館のサイエンスホールに於いて行われました。 締結式には門川大作京都市長、(株)日本政策金融公庫の児玉俊洋特別参与、(独)中小企業基盤整備機構近畿支部の広瀬邦明支部長、KRP(株)の西浦洋代表取締役社長らが出席。
門川市長は、卒啄同時※の言葉を引用し「厳しい時代にこそ、京都は常に先へ向けた手を打ってきた。今回の制度もまさにその事例。」と挨拶されました。西浦社長も「企業のライフサイクルのダイナミズムが大きく動き出し、京都の新事業、新産業創出の活性化につながることを期待」とコメント。協定締結により、四者の連携が強固なものになりました。
 KRP(株)は、今後アクセラレーター(成長を加速させる)としての役割を担います。KRP(株)が持つ地区内外の広範なネットワーク(テナント企業、大企業や中小企業、行政、金融機関、大学や研究機関、他公的インキュベート施設)を活用した成長支援を加速していく予定です。

※卒啄同時(そったくどうじ)禅の言葉。卵からヒナが殻を破って生まれ出ようとする瞬間、内側からヒナが殻をつつくのを「卒」、外から親鳥がつつくのを「啄」と言い、教育の世界では、指導のタイミングの大切さをこの言葉であらわす。 

門川市長

西浦社長

左から
広瀬近畿支部長、児玉特別参与、
門川市長、西浦社長

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