H O M E>>KRP広報
アクセス KRPTOP
KRP広報
過去掲載記事一覧
コラボのチカラ
よりよい販路開拓のためのベストパートナーをお探しします!オープン・イノベーション・マッチング!!
京都リサーチパーク(株)成長企業支援部では、企業の皆様の事業サポート活動の一環として、販路開拓を目指した商談会〜オープン・イノベーション・マッチング(OIM)〜を開催しました。中小・ベンチャー企業の高度な技術力を大手企業のニーズに合致させるこの活動は、平成22年度も継続します。

オープン・イノベーション・マッチング〜大手企業と中小・ベンチャー企業を結ぶ、新たな取り組み〜
昨今、大手企業では、他社の優れた技術を自社の技術ニーズに応用し、研究開発のスピードアップや開発投資削減を図る動き、つまり自社外の技術や人材を活用する動きが起こってきています。 大手企業では一時、自社のコア・コンピタンスに集中し、その他の技術等はアウトソーシングで補うといった動きが主流でした。しかし新たにオープン・イノベーションに取組むことで、「単なるアウトソーシング」にとどまらない「戦略的なビジネスモデルに基づくリソースの発掘」へと、シフトチェンジが期待されています。高度に特化された技術力を持つ中小・ベンチャー企業に、こうした大手企業の“ムーブメント”を知っていただき、「オープン・イノベーション・マッチング(OIM)」という機会をご活用いただきたいと思います。 (※オープン・イノベーションとは…2003年に米カルフォルニア大学バークレー校のヘンリー・チェスブロー博士により提唱された概念であり、「企業内部と外部のアイデアを有機的に結合させ、価値を創造する」ことをいう。)
◆取組みのきっかけ
  2年前より、中小・ベンチャー企業側に立って大手企業のニーズを必死に探索し、それに合わせたお見合い(ニーズオリエンテッドビジネスマッチング)を試行して来ました。同時に、大手企業側でも、ニーズをオープンにした企業探索(オープン・イノベーション)を始めており、両者の思いが一致し、今年度は大きな動きとなりました。
◆活動の手ごたえ
  大手企業にとって欲しい技術ニーズを公表することは、その企業の戦略や弱みを公表することと同義です。しかし、ニーズをオープンにした方が、より良い情報が獲得できたるため、むしろ大手企業ではメリットの方が大きいと判断されているようです。このムーブメントは益々拡大していくものと確信しています。
◆活動を通した広がり
  従来の商談方法に比べて、ニーズがオープンになっているため、良い商品や技術、サービスを持っている企業であれば、大手企業に提案し、採用される確率が高まります。そのため、広範囲な地域、業界から幅広い情報が集まるようになりました。また、活動を通して豊田市、浜松市、東京都大田区など、京都地域外の企業支援機関の方々との密接な関係もできました。
◆中小・ベンチャー企業の皆様へ一言
 

成長企業支援部長
岡田 直樹
これからは、大手企業も生き残りを賭けた、良い商品、技術、サービスの探索に熱が入ってくると思います。そのため、ありとあらゆる媒体やツールを使い、短く解りやすくアピールし続けることが、とても重要です。特に多くの方がタイムリーに情報を得やすいホームページは、重要なアピールツールになるのではないでしょうか。
◆平成21年度の成果と今後の課題について
 

成長企業支援部
統括マネジャー
近兼 敏
「Open Innovation Matching 2009」では、セミナー及びマッチング商談会を開催し、272社の中小・ベンチャー企業にご参加いただきました。
大手企業側のプレゼンテーションと中小・ベンチャー企業の開発技術を開示しながらのマッチングということで進めましたが、予想以上のマッチング成果が生まれています。
他企業とのマッチングは、多くの問題がありますが、これから、企業を成長させるためには、自社の力だけでなく、他社との技術力、人材、組織力を活用して、迅速かつ効率的に開発を進めていくことが重要なポイントになると考えています。それだけに、今後はベストなパートナーを探せるプラットホームを作り上げていきたいと考えています。
◆平成21年度 開催のOIM
  (独)中小企業基盤整備機構「平成21年度川上・川下ネットワーク構築事業」
の一環として開催。
日 時 開催場所
2009年 9月15日(火) 京都(KRP)(シンポジウム)
2009年 9月16日(水) 京都(KRP)
2009年10月15日(木) 堺市
2009年11月10日(火) 大田区
2009年11月21日(土) 京都(KRP)
2009年11月25日(水) 京都(KRP)
2009年12月18日(金) 豊田市
2010年 2月 3日(水) 京都(KRP)(シンポジウム)

  京都リサーチパーク(株)
  受託事業
  (株)ケイエスピー受託事業
 
OIMに参加された大手企業

大阪ガス(株) 松本 毅氏 〜オープン・イノベーションの先陣をきる〜

◆取組みのきっかけ
  2008年9月に現在の技術戦略部に異動になってオープン・イノベーションを担当しました。外部環境が厳しくなっていくなかで、従来にない価値を創造するためには、「ないものを補完しあう」従来型の外部連携から「ないものを共に生み出す」オープン・イノベーション型連携を推進しなければならないと考えて、ダイナミックな取組みを開始しました。オープン・イノベーションによって、技術開発のスピードアップ、開発製品の性能アップ、技術開発の投資効率アップを狙っています。
◆取組みの実例
  オープン・イノベーションを推進するために、2008年「先進技術フェア」を、2009年「INCHEMでの技術展示&技術シンポジウム」を開催しました。「アライアンス・パートナーを開拓・拡大するには、まず、自社の技術をオープンにしなければならない」と考え、社内の研究開発、技術シーズをダイナミックにオープンしました。この「先進技術フェア」を基点にして、様々な分野の新たなアライアンス・パートナーを開拓できました。また、具体的な技術探索課題・技術ニーズを公開して、外部からの技術シーズの募集を実施する、新しい方法の技術マッチング会「OIM」をKRP(株)との強力な連携によって実現する事ができました。今年度は、京都開催を始め、全国に展開して、数多くのマッチング成果が上がってきています。さらに、もっとも「ふさわしい技術」を外部から見つけ獲得する仕組みとして、大学・中小企業・大手企業・中堅企業・公的研究機関・海外など多様なパートナーとの連携を強化して、アクセスすれば、技術獲得できるネットワーク(オープン・イノベーション・プラットホーム)を構築しました。
松本 毅氏
大阪ガス(株)技術戦略部企画チーム
オープン・イノベーション担当部長/MOT(技術経営)担当部長
(兼任)客員教授 大阪工業大学工学部技術マネジメント学科
(兼任)招聘教授 大阪大学大学院工学研究科
ビジネスエンジニアリング専攻科(4月から)
   
◆取組みをしていくなかでの社内外での工夫
  オープン・イノベーションを成功させるためには、3つの連携が必要だと考えています。1つは内部の連携です。技術戦略部は横串機能を強化することで、技術開発実施部門から技術戦略部に技術探索依頼、具体的ニーズが集まる仕組みを構築しました。2つめは、既存パートナーとの連携です。他のガス会社や従来からお付き合いのあるパートナーとの連携をさらに深化させました。3つめは、新規パートナーとの連携です。このためには、異分野・異業種も含めた多様なパートナーとのアライアンス・ネットワーク開拓が必要です。この開拓を推進するために、グローバルな人的ネットワークを構築しました。
◆成功させる仕組みで必要なこと
  グローバルな競争下において勝ち抜ける製品開発を成功させるためには、まず、コア技術の進化が必要と考えています。製品コンセプトに必要な技術の洗い出しをして、自社の技術の深耕によってコア技術として磨き上げる。未保有な技術はダイナミックに外部技術を活用していく。そのためには、外部の有望な技術を見つけ出して、評価し、内部のコア技術との融合を図る必要があります。重要なのは、外部技術とのネットワーク、技術を評価する目利き機能、融合させる技術マッチング機能です。内部においては、オープン・イノベーション型の技術人材育成も必要かと思っています。また、外部との連携も深耕させる必要があります。KRP(株)には、今後も期待しています。是非ご協力をお願いしたいと考えています。
◆今後の展開
  今年度は、主要な技術開発部門のオープン・イノベーションを推進してきましたが、仕組みができて、成果も出てきたので、来年度は、大阪ガスグループ全体に拡大していきます。また、今年度は研究開発から商品化開発ステージの課題が中心でしたが、来年度は、その上流(技術シーズの探索から新規テーマ創出)ステージと、下流(ビジネス化・事業化)ステージにおいてもオープン・イノベーションをさらにダイナミックに推進して、新規テーマ創出と技術のビジネス化も進めていく計画です。

(株)日立製作所 広瀬 正氏 〜今年度KRP(株)開催のOIMに計4回参加〜

◆活動の手ごたえ
  主張ある企業と出会えました。日立および日立グループの各社に紹介しています。既にいくつかの会社とは現地視察やサンプル交換などの連携活動に進展しています。
◆参加を通した広がり
  OIMでは、オープン・イノベーションという立場で、社外の事業活動を行っている方々と事業連携を探る目的で議論させていただけます。これは、「マーケット中心に物を考える」あるいは「自社の強みや弱みを考える」きっかけになります。この効果は、企業サイズの大小に関係なく、皆に共通の利益ではないでしょうか。このような機会をこれからも多く持ちたいと考えています。
◆今後の期待
  KRP(株)には、大阪、名古屋、東京(大田区)など、他の地域の企業も巻き込んだオープン・イノベーションのリード・コーディネーター役を担っていただきました。京都の大会では、東京からだけでなく、鹿児島からの出席者にもお会いすることができました。今後もコーディネーションを期待しています。
広瀬 正氏
(株)日立製作所オープン・イノベーションセンタ センタ長
兼 ヒューマン・ヘルスケアビジネスユニット ユニット長
 
参加した大手企業
NECビッグローブ(株)、LG Electronics Japan (株)、大阪ガス(株)、コクヨマーケティング(株)、シャープ(株)、
大日本印刷(株)、大日本スクリーン製造(株)、パナソニック(株)、(株)日立製作所、富士通(株)、船井電機(株)、三菱電機(株) 等 (50音順)
▲目次ページへ戻る
KRP PRESSの記事に関するお問合せは
京都リサーチパーク(株) 営業開発部
TEL:075-315-8342 Fax:075-322-5348
プライバシーポリシー ご利用にあたって サイトマップ