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松波名誉教授が2017年の本田賞受賞

公益財団法人本田財団(設立者:本田宗一郎・弁二郎兄弟、理事長:石田寛人)は、2017年の本田賞を「シリコンカーバイド(SiC)パワーデバイス」の先駆的研究と実用化への貢献を果たしたとして、京都大学 名誉教授 松波弘之(まつなみ ひろゆき)博士に授与することを決定した。


同財団によると、松波名誉教授は、電力制御に用いる半導体素子「パワーデバイス」に、高効率な電力制御を実現する素材「シリコンカーバイド(SiC)」を用いる研究を、世界に先駆けて取り組んできた。この研究を通じて実用化されたSiCをパワーデバイスに用いることで、2013年には東京メトロの地下鉄路線で従来車両に比べて30%の省エネルギー化を実現。近年では、郊外電車や高速エレベータ、太陽電池用パワーコンディショナー、エアコンディショナー、燃料電池車に使用されるほか、ハイブリッド車、東海道新幹線での搭載実験が始まっており、さらなる電力消費の低減や小型化による省スペース、コストダウンの実現により電気自動車への搭載も期待されているという。本田賞は今年で38回目となる。

授賞式は2017年11月16日に東京都の帝国ホテルで開催され、メダル、賞状とともに副賞として1,000万円が贈呈される。


松波名誉教授は1964年、京都大学大学院工学研究科電子工学専攻修士課程修了。1976~1977年、米国ノースカロライナ州立大学客員准教授。1983~2003年、京都大学教授。2004~12年、科学技術振興機構(JST)イノベーションプラザ京都の館長を務められた。

2012~2016年、弊社が事務局を経済産業省近畿経済産業局より受託した事業で委員やアドバイザーを務めていただいた。


リンク:本田財団プレスリリース

シリコンカーバイド(SiC)パワーデバイス」の先駆的研究と実用化に貢献した京都大学名誉教授松波弘之(まつなみひろゆき)博士に

(2017.10.02)

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