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イノベーションが
生まれる「まち」。

2017/08/07

HVC KYOTO 2017を開催しました!(2017年8月4日)

開催日:2017年8月4日(金) 10:00-15:30
場所:京都リサーチパーク 西地区 4号館 2階
主催:日本貿易振興機構(JETRO)、京都府、京都市、京都産学公連携機構、京都リサーチパーク㈱
共催:京都大学「医学領域」産学連携推進機構(KUMBL)
後援:近畿経済産業局、京都商工会議所、大阪商工会議所、神戸商工会議所、(公財) 都市活力研究所、NPO法人「関西健康・医療学術連絡会」、関西健康・医療創生会議、合同会社SARR
協賛:Johnson & Johnson INNOVATION, 武田薬品工業㈱、JSRライフサイエンス㈱、バイエル薬品㈱、フューチャーベンチャーキャピタル㈱、みやこキャピタル㈱

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本カンファレンスは、ヘルスケア分野でグローバル市場への飛躍を目指す革新的なベンチャーの支援を目的に、JETRO地域貢献プロジェクトの一環として全セッションを英語で開催。医薬品などのヘルスケア分野に加え、製造業や金融など幅広い業種や大学関係者も含めた約160人が参加しました。

主催者を代表してJETRO京都所長の石原賢一氏が挨拶を行った後、Session 1ではMassachusetts Biotechnology Council (MassBIO)のElizabeth Steele氏によるボストン地域のバイオテクノロジー産業の状況を発表。世界を代表するバイオ集積拠点としての特徴や、スタートアップ支援の取り組みなどを紹介されました。続いてSession 2では京都大学「医学領域」産学連携推進機構(KUMBL)特定准教授の小栁智義氏が、今年度から始まった京都大学での新しい創薬シーズ育成プログラムKYOTO-SPARKを紹介しました。

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【上段左】JETRO京都 石原氏、【中段左】MassBIO Steele氏、【下段左】:京都大学 小栁氏

コーヒーブレークを挟んだSession 3では、創薬、iPS細胞医療、デジタルヘルスなど注目のベンチャー10社が登壇し、それぞれ5分間の事業プレゼンを実施。各社の事業プレゼンでは海外からのゲスト4名(MassBIO Elizabeth Steele氏、SPARK Berlin Craig Garner氏、Johnson & Johnson INNOVATION Dong Wu氏、武田薬品工業 Sham Nikam氏)による公開メンタリングが行われ、一般参加者からも鋭い指摘や助言が非常に参考になったとの感想が寄せられました。また、ランチでは、登壇・協賛企業によるポスター展示のブースを囲んで、引き続き名刺交換・交流が行われました。

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【上段左から】㈱AFIテクノロジー 円城寺氏、㈱糖鎖工学研究所 落合氏、㈱ハカルス 藤原氏、iHeart Japan㈱角田氏、㈱キノファーマ 黒石氏 【下段左から】㈱マイオリッジ 牧田氏、レグセル㈱ 松田氏、㈱SEEDSUPPLY 樽井氏、㈱スカイシーファーマ 小上氏、Varinos㈱ 長井氏

午後はSession 4でスタンフォード大学の創薬シーズ育成プログラムSPARKの立ち上げ当初の支援対象プログラムをリードし、現在は運営にも関わるCraig Garner氏が、SPARKの概要とドイツで立ち上げたSPARK BERLINの取組みを、Session 5ではJohnson & Johnson INNOVATIONのDong Wu氏と武田薬品工業のSham Nikam氏、長袋洋氏が自社のオープンイノベーションの取組みを発表。スタートアップを創出・育成するための最新の取組みが紹介されました。

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【左より】 SPARK BERLIN Garner氏、Johnson & Johnson INNOVATION Wu氏、武田薬品工業㈱ Nikam氏、長袋氏

また、終了後は、登壇したベンチャーとパートナー企業との間で計14件の個別面談が行われました。
ヘルスケア分野の革新的なベンチャーがグローバル市場へ飛躍する場となるべく、これからも毎年開催していきます。
是非、来年もお楽しみに!