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イノベーションが
生まれる「まち」。

開催レポート

2019/07/3119:00

京北をガチで伝える生産者トーク
作り手の思いを知り、明日からの暮らし方が変わる2時間

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2019年7月31日、KISTIC2階「たまり場」にて、京都市右京区京北地域で活動する生産者の方々をスピーカーとしてお呼びするトークイベントを開催いたしました。当日は約40名のお客さまにお越しいただきました。

今回スピーカーとしてお呼びしたのは、周山地区で、スギやクロモジなどの間伐材からアロマオイルを抽出して販売している、株式会社K・Kファームの村山寛氏。黒田地区で古民家をリノベーションしたカフェを運営しながら地域の出会いの場・憩いの場を作っている、京北くろだ里の駅プロジェクト実行委員会の川口 紗英子氏。そして最後に、同じく黒田地区で無農薬有機栽培にこだわって作物を育てている、あらい農園の新井 遼氏です。どなたも京北への思い、ご自身の活動への思いに溢れている方々です。

前半は京北地域を担当する地域おこし協力隊である、企画者・モデレーターの常盤と小林が、京北の概要とイベントの趣旨、そして外部者から見た京北地域の様子についてお話しいたしました。

後半は、まずスピーカーのお三方のそれぞれの取り組み、地域や活動への思いなどについてお伺いした後に、お互いに質問をし合い、さらには客席からの質問にお答えするコーナーを設けました。

村山氏からは「地域にはたくさんの宝物が眠っている。それを活かすか活かさないかはその人次第」、川口氏からは「私が好きで住むことになったこの黒田がずっと続いてほしい。温かく迎え入れてくれたこの地区の良さを伝えていきたい」、新井氏からは「作り手の思いを知って買ってくれるお客さまが農家を支えて育ててくれる。是非もっと農業のことを知ってほしい」など、実際に現地で活動をしている方々ならではのお話をいただきました。

それ以外にもモデレーターからは、住むだけではなく、地域の行事をお手伝いしたり、地域のことを人に伝えたり、その地域との関わり方にはたくさん方法があるということをお伝えしました。

終了後はスピーカーが実際に作っているものを販売していただき、お客さまにはたくさんお買い求めいただきました。

田舎暮らし、地方の時代。言葉はもう十分に広がりました。でも多くの人にとっては、それはまだそこまでリアリティのあるものではありません。このイベントを通して来場者の皆さまには、都市部や郊外に住んでいるだけではなかなかたどり着けない「これからのライフスタイル」を考えるひとつのきっかけになってほしい、そして京北地域が一人でも多くの人にとって「気になる地域」「関係のある地域」になってほしいと思い企画しました。終了後いただいたご感想からは、ささやかながらその思いが伝わったのではないかと感じております。改めて関係者の皆さま、ご協力ありがとうございました。

執筆:常盤成紀(企画者 / 地域おこし協力隊)





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