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イベント情報

2019/08/0413:30

同志社ビジネススクールMBA公開講座<br>「オープンイノベーション進展に伴う中小・ベンチャー企業の活躍の可能性」

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概要

【開催趣旨】
オープンイノベーションの進展によって、技術のある中小・ベンチャー企業の活躍の機会が広がることが期待できます。しかし、オープンイノベーションの主役である大手企業側における組織能力上の諸問題、中小・ベンチャー企業の技術に関する情報発信や経営資源不足の問題などが大きな障害となっています。本公開講座では、オープンイノベーション進展のための問題点を概観するとともに、先進的な取り組みを行っている大手企業、特徴的な技術を持った中小・ベンチャー企業双方からそれぞれの取り組みや技術について紹介していただき、オープンイノベーションにおける中小・ベンチャー企業の活躍の機会を探ります。

【13:30-13:45 イントロダクション】児玉 俊洋 氏(同志社大学大学院ビジネス研究科 教授 研究科長)
「本MBA公開講座の開催に際して」
オープンイノベーションの進展がもたらす中小・ベンチャー企業にとっての意義を提起するとともに本公開講座のプログラム概要および登壇者を紹介します。

【13:45-14:15 講演】北 寿郎 氏(同志社大学大学院ビジネス研究科 教授)
「オープンイノベーションに必要な組織能力」
オープンイノベーションを成功させるポイントは単なる技術目利きや適切なパートナー選定ではなく、オープンイノベーションを全社的な人や組織のマネジメントの問題として捉え、その実行に必要なシステムを整備することです。本講演では、オープンイノベーションを実行する上での本質的な課題やその解決方法を提示します。

【14:15-14:45 講演】河原 克己 氏(ダイキン工業株式会社テクノロジー・イノベーションセンター 副センター長)
「ダイキン工業における協創イノベーションの取組み」
ダイキン工業株式会社は、2015年11月にテクノロジー・イノベーションセンターを開所し、同社流のオープンイノベーションである「協創」に注力しています。同センターを拠点として、東京大学、大阪大学、清華大学や異業種・ベンチャー企業と取組んでいる協創イノベーションについて紹介します。

テクノロジー・イノベーションセンター:空調、化学事業を中心としてグローバルに成長を続けているダイキン工業株式会社が、今後の技術競争の下で事業のさらなる発展を可能とするためには、異業種・異分野の技術を持つ企業や大学、研究機関との「協創」によるイノベーションが不可欠との観点から、2015年11月に設立したオープンイノベーションの拠点施設。

【14:45-14:50 休憩】

【14:50-15:20 講演】村松 洋明 氏(株式会社ミラック光学 代表取締役社長)
「ものづくり中小企業がAI開発へ -イノベーションの創出とAI活用現場事例-」
職人の手作業による"匠の技"を駆使したものづくり企業が、あることをきっかけに新規事業として異分野の人工知能(AI)開発に乗り出し、新たにベンチャー企業を立ち上げました。その過程と今後の方向性、並びに、ユーザー企業とのAI活用とイノベーション推進事例を紹介します。

株式会社ミラック光学 :1963年創業、東京都八王子市本社所在、顕微鏡のステージや画像認識用レンズなどの光学機器メーカーであり、2017年に公立はこだて未来大学との連携によって北海道でAI利用により検査工程を自動化するシステムを開発、提供する大学発ベンチャー「株式会社AIハヤブサ」を立ち上げ、自動車産業、食品製造業、電子部品製造業などの企業をユーザーとしてシステムを共同開発、提供する業務が急速に広がっている。2017年度、経済産業省により「地域未来牽引企業」として選定。

【15:20-15:50 講演】加藤 謙介 氏(株式会社幹細胞&デバイス研究所 代表取締役)
「大学発ベンチャー初期ステージにおける外部リソースの活用事例」
大学発の研究成果に対する実用化開発から事業開始まで、すなわち、創業から初期的な資金調達、初期的なチームビルディング、初期的な成果を得るに至るまでのスタートアップ特有の課題と、これを克服するための外部リソースの活用と連携の形成について、同社の事例によって紹介します。

株式会社幹細胞&デバイス研究所:京都大学物質‐細胞統合システム拠点(iCeMS)で取り組まれてきた研究の成果を実用化することを目的として、2014年5月に設立。幹細胞関連技術と材料デバイス技術を応用し効率的な創薬プロセスの実現に貢献する細胞製品の事業化に取り組んでいる。2017年3月、京都市ベンチャー企業目利き委員会においてAランク認定。2018年度、経済産業省により「地域未来牽引企業」として選定。2018年12月、内閣府により国家戦略特区における事業認定(同社に対する血液法規制の緩和)。

【15:50-16:00 休憩】

【16:00-17:00 パネルディスカッション】
冒頭15分で細川 洋一 氏(近畿経済産業局 地域経済部 地域経済課長)に政策的観点からコメントをいただき、次いで、登壇者全員によるパネルディスカッションを行います。

日時  8月 4日(日) 13:30 ~ 17:00 
場所  京都リサーチパーク KRP東地区 1号館4F サイエンスホール 
対象  大手、中小、ベンチャー企業、大学、産業支援機関の方をはじめとしてご関心のある方はどなたでも 
講師

 北 寿郎 氏/同志社大学大学院ビジネス研究科 教授
 河原 克己 氏/ダイキン工業株式会社テクノロジー・イノベーションセンター 副センター長
 村松 洋明 氏/株式会社ミラック光学 代表取締役社長
 加藤 謙介 氏/株式会社幹細胞&デバイス研究所 代表取締役
 細川 洋一 氏/経済産業省近畿経済産業局地域経済部地域経済課長(パネリストとして参加)
 児玉 俊洋 氏/同志社大学大学院ビジネス研究科 研究科長・教授(総合司会/イントロダクション)

参加費  無料
定員  100名 
申込締切  2019年8月1日 (木)17:00
申込先  KRP WEEK事務局 申し込みフォーム
主催  同志社大学大学院ビジネス研究科(同志社ビジネススクール)
後援  経済産業省 近畿経済産業局、京都リサーチパーク株式会社
お問合せ先

 同志社大学大学院ビジネス研究科事務室
 TEL:075-251-4585 E-Mail:ji-dbs@mail.doshisha.ac.jp
 
同志社ビジネススクールにおける本講座URL:https://bs.doshisha.ac.jp/openlect/schedule.html

お問い合わせ

TEL : 075-315-8485
e-mail : krp-week@krp.co.jp
京都リサーチパーク株式会社 KRP WEEK事務局