おなまえ タイトル コメント> 日時 / 平成27年10月23日(金) 16時〜19時 > 場所 / 京都リサーチパーク1号館4階サイエンスホール > 講師 / 長嶋 比呂志 氏 >            (明治大学農学部生命科学科 教授/明治大学バイオリソース研究国際インスティテュート 所長) > 座長 / 田畑 泰彦 氏 >            (京都大学 再生医科学研究所 生体材料学分野 教授) > 講演 / ブタをプラットフォームとした異種再生臓器移植の展開と周辺技術 > >   > > 平成27年度の懇話会も後半戦に入りました。 > 第4回懇話会の講師は、明治大学の長嶋 比呂志先生です。 > 長嶋先生、私の第一印象は落ち着いた穏やかな感じの先生でしたが、いざご講演が始まるととにかく話が止まりません。 > 田畑先生のマシンガントークとはまた趣きのことなる、中身の詰まった熱くて濃いご講演となりました。 > > さて、本日の話題は「ブタをプラットフォームとした異種再生臓器移植の展開と周辺技術」でした。 > 最初にブタの体内で人間の臓器を作るお話から始まり、続いて細胞の保存のお話、最後に難治性疾患のモデルとして遺伝子改変豚を使うお話の3部構成でした。 > 最初に先生から臓器を作る背景の説明がありました。 > 臓器移植においてドナーが絶対的に足りなく、また最近よく聞く渡航移植は今後認められない方向になっていくだろうと。となると臓器は作るしかないのですが、作る人と使う人はいるが仲立ちする人がいないという問題に直面するのだそうです。 > 先生もいろいろと声を掛けられ、近い将来こうなるだろうという形に向かって少しずつ進められているようですが、なかなか難しい問題に聞こえました。 > 我々はものづくりの仲立ちはしていますが、臓器作りとなると、、、うーん、なかなか手を出せないかもしれません。 > ブタの体内で人間の臓器を作るという話は、一見するとかなり荒唐無稽な話に聞こえますが、キメラ技術を使ってマウスとラットではすでに実現しているそうです。 > ところが倫理的な問題もあって日本ではまだブタとヒトの組み合わせでは実験できません。 > 確かになんとなく気持ち悪い感じはしますが、アメリカではできるそうなので、日本でも問題なくできるようになればいいなと思いました。 > 細胞の保存、とくにガラス化して凍結保存するという話は、すぐにでも必要となりそうな技術であり、細胞シートでもすでに研究に使われているのだとか。 > さらにアメリカではがん患者を対象にした卵巣の一部保存が不妊治療にも使われているそうですので、日本でも是非とも実用化してほしいですね。 > 先生が開発された新しい方法、中空糸のなかに凍結保存用の受精卵をいれて保存する方法は、現在使われている保存法に比べてもとてもよい結果が得られており、非常に優れた方法として広めていきたいとのお話もありました。 > 新しい技術が普及し、さらに医療が発展していくとよいですね。 > > 最後は遺伝子を改変したブタを使って難治性疾患を再現するお話でした。 > 遺伝子を導入したり、ある部分をノックアウトしたり、簡単にできるということもすごいですが、それでちゃんと狙った通りの病気にさせてしまうという、よく考えるととても恐ろしい話が今は現実なのですね。凄い世の中になってきたものです。 > 今回の懇話会では、先生からは研究に必要な4つのものづくりニーズを出していただき、どうもありがとうございました。 > 懇話会企業の皆様には先生とつながるチャンスができたかと思います。 > 是非とも積極的に応募してください。 >   > >   > 第5回懇話会は2015年12月11日(金)開催となります。 > 講師に小西 聡先生(立命館大学 理工学部 教授/バイオメディカルデバイス研究センター長)をお迎えし「細胞くらいの工学産物:MEMSで医療貢献を考える」をテーマにお話し頂きます。 > 今年度初めての工学の観点が主となるお話になると思います。 > 次回の懇話会もお楽しみに。 >   >   > → はんなり雑記(開催後記)トップへ戻る >   削除キー (英数字で8文字以内) クッキー保存
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